住まいの騒音問題を防ぐには
賃貸やマンションに住む際に気がかりな点として騒音があげられます。物件を選ぶ時のポイントを今回はご紹介します。
【騒音が発生しにくい物件を選ぶには】
・鉄筋コンクリートの物件を選ぶ。
RC造(鉄筋コンクリート造)> SRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)>鉄骨(軽量鉄骨・重量鉄骨>木造
の順で一般的には音が聞こえにくいと言われます。物件を探す際はアパートよりマンションを選びましょう。
・角部屋や最上階に住む。
・壁の厚さを確認する、2重サッシや窓ガラスは遮音性のものを選ぶ。
・マンションの前に線路や、大きな道路がないか、近くにコンビニや居酒屋がないか確認する。
夜中まで車が走っていたり人が大勢いたりすると騒音で窓が開けられなくなります。
駅近や繁華街の中は便利ですが環境音に納得した上で選びましょう。
・共有部分がきちんと管理されているか、掲示板に騒音に関しての張り紙が無いかをチェックする。
マンションが正常に管理されているのか確認しましょう。
エントランス以外も自転車置き場やゴミ収集場を見ても住民同士のマナーがどの程度なのか見ることができます。
・管理会社に過去にトラブルが無かったかなど騒音発生状況を確認する。
近隣住民のプライバシーに関わることは教えてもらえませんが前住人の退去理由など参考にすることが出来ます。
・自分の部屋と隣の住人の部屋との間取りを確認する
自分の部屋と隣の住人の部屋が壁一枚で隣り合っている場合は音が直に響くので気を付けましょう。
親への壁の向こうが隣の住人のキッチンや浴室であったりクローゼットが間に入っていれば壁が薄くても騒音が伝わりにくくなります。
【自分が引き起こす騒音トラブルの例】
騒音の代表的な例では以下が挙げられます。
・子供の足音
・ペットの吠え声
・ピアノなどの楽器の演奏、音楽オーディオの音(特に重低音)
・夜中にシャワーや洗濯機の使用、大勢で騒ぐなど
事前に対策としてはこのようなことができます。
・床に厚めのカーペットを敷く、分厚いスリッパを履く
・一階の角部屋を選ぶ
・厚めのカーテンを使う
・事前に子供やペットがいることを挨拶時に伝える
・隣戸と接する壁面にテレビやオーディオを置く(隣に向かって音を響かせる方向に置かない)
騒音問題は最悪、裁判や引っ越しまでせざるを得ない場合も有ります。
事前に管理会社に相談したり少しの工夫でもいいのでこのように気が付ければトラブルが発生しにくくなります。
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